日本のマナー・習慣
日本へ旅行する際に気をつけたい日本ならではのマナーや習慣をご紹介
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神社仏閣
神社仏閣とは、神社と寺院のことです。神社は神道、寺院は仏教というそれぞれ異なる宗教の施設です。神社と寺院ではそれぞれ参拝の作法が異なります。
神社では、仏様が祀られている本堂に向かってお辞儀をし、手水舎にあるひしゃくで手を清め、口をすすぎます。本殿の鈴を鳴らしてお賽銭を入れ、礼拝(二拝二拍手一拝)して終了です。
寺院では、山門の前で合掌して一礼し、敷居は踏まずにまたぎます。神社同様に手水舎で手を清め、口をすすぎます。お賽銭を入れ、合掌をし、お焼香します。最後に山門から出るときも、合掌して本堂に一礼をして終了です。 -
温泉
基本的にシャンプー・リンス・ボディソープなどは浴場内に用意されていることが多いです。髪の長い方は、湯船につからないようまとめてから入ります。入浴前には「かけ湯」をしましょう。湯船にタオルは持ち込みません。脱衣所へは体を拭いてから出ましょう。
温泉内・脱衣所での写真撮影は厳禁です。入浴前の飲酒も避けてください。施設によっては、タトゥーを入れた方の入浴は断られる場合があります。 -
喫煙
歩きたばこ・たばこのポイ捨ては厳禁です。たばこは喫煙施設のある場所で吸いましょう。バスや電車、公共施設など多くの方が利用する場所は、多くの場合原則禁煙です。違反者には過料が科せられる場合があります。
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食事
和食では、お茶碗やお椀を持って食べることがマナーです。肘をついて食べることもマナーが悪いとされます。食事の前には「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」と挨拶をすると良いでしょう。
お箸を使う際は、お箸で皿を寄せる・食べ物を箸で突き刺す、などの行為は食事のマナーにおいて良くないので気をつけましょう。 -
宿泊
旅館に泊まる際には、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えてください。和室に泊まる際には、座布団のある場所に座りましょう。部屋にあるアメニティは多くの宿で持ち帰ることが出来ますが、フェイスタオルなどは持ち帰ることは出来ないこともあるので、宿泊先の規定に従って下さい。
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トイレ
和式トイレは、しゃがんでご利用ください。洋式トイレには、温水洗浄便座が設置されていることも多いです。使用したトイレットペーパーはごみ箱に捨てず、トイレに流してください。レバーを押すと水が流れます。