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【吉野名物】柿の葉寿司の名店“ひょうたろう”で「柿の葉寿司づくり」を体験!

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奈良を代表する郷土料理 “柿の葉寿司”

各家庭で代々お母さんが作り伝えてきた、特別な日に食べる“おもてなし料理”。そんな故郷の味を守る柿の葉寿司のお店『ひょうたろう』さんで、今回は、柿の葉寿司づくりを体験させていただきました!

四季折々の美しい表情を魅せるここ吉野山にお店を構える、柿の葉寿司の名店『ひょうたろう』さん

海のない奈良の山奥で伝わった伝統の保存食“柿の葉寿司”は、どうやって作られてきたのでしょうか。昔は、熊野灘で水揚げされた活きの良い鯖に浜塩をし、はるばる担いで吉野山まで運んだそうです。長い時間運ばれた鯖はちょうどいい塩加減になり、地元の人たちはこれを薄く切って酢飯の上にのせ、身近にあった柿の葉で包み、木桶に入れて上から重石をのせ、味が馴染むようにしました。

「柿の葉寿司は、二日目がおいしい」というキャッチフレーズのひょうたろうさんは、昔の製法と変わらず、鯖を塩で〆ています。木桶に納められ、徐々にゆっくり空気を抜いて密着させます。そうして時間をかけて、ようやくこの『ひょうたろう』さんの繊細でまろやかなお味の柿の葉寿司ができあがります。

こだわりのお店の味…
「柿の葉寿司づくりを体験させていただきました!」

柿の葉寿司づくり体験 (8個入り+木桶セット)

素材はすべてお店で販売されているものと同じです。こだわりのお店のお味を作らさせてもらえるなんて…なかなかできない贅沢な体験です。

丁寧に作り方を教えてくださいます。

柿の葉を手にとり、鯖・酢飯の順にのせて包んでいきます。

左右の葉を綺麗に折り込む工程は、とても難しいです…

少し包むのが上手になってきたかな… と思うと、8個すべて包み終えていました。

包み終えると、木桶に柿の葉寿司を納めます。こちらの木桶は、吉野杉でつくられた“ひょうたろうさん独自の木桶”。身近にある吉野町内の素材をつかうというこだわりがそこには詰まっています。

重石の役割を果たす、上部のパーツも組み立てていきます。

最後に、両側から楔(くさび)をはめ込み完成です!

体験はここで終了となります。自分で作った愛着いっぱいの柿の葉寿司を提げて、嬉しい気持ちでお家に帰りました。

すぐに食べたい気持ちを抑え、二日目にいただきました。吉野杉の香り漂う木桶を開け、ほのかに柿の葉香る柿の葉寿司は、しっかりとした押し加減、鯖と酢飯が馴染んで、“やさしくまろやかなお味”。あまりの美味しさに、ついつい手が伸びてしまう… そんな逸品です!

故郷の味を守る『柿の葉すし ひょうたろう』さん。格別なお味の柿の葉寿司を是非、堪能してみてはいかがでしょうか!

柿の葉寿司づくり体験

体験料金:柿の葉寿司づくり体験 (8個入り+手桶セット) 1回 2,000円
体験可能日:毎週火曜日~金曜日
※要予約。事前に電話もしくはメールでご予約ください。
※体験は一度に5人まで。6人以上の場合は時間帯を分ける必要あり。

 

柿の葉すし ひょうたろう

住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山429
TEL:0746-32-3070
営業時間:9:00〜16:00
定休日:月曜
予約可否:予約可
※営業時間・定休日は変更となる場合があるので、来店前にご確認ください。

 
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AYANA

AYANA

奈良県吉野生まれ、大阪の百貨店で勤めた後、現在はUターンして吉野で働いています。美味しいものに目がなく、食べ物(飲食店やカフェ)を中心に記事を書いています。

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