よしのーと!

ネタ

道の駅で見つけた奈良のええもん、うまいもん(後編)

お気に入り

お気に入りに追加

地元の特産品や新鮮な農産物に出会える、と昨今人気になっている道の駅巡りツアー。今回は私が奈良県南部にある道の駅を巡るバスツアーに参加した際の様子を前後編に分けてお伝えします!
 
「道の駅で見つけた奈良のええもん、うまいもん(前編)」はコチラ>>>

 

大淀おおよど

大淀町は奈良南部の吉野と呼ばれるエリアの最北に位置し、「吉野の玄関口」といわれています。そんな街にある道の駅「大淀iセンター」は、今回のツアーで訪れた中では最大の敷地面積を誇り、地域の情報コーナーからレストラン、2つの産直市場、木工製品販売コーナーと様々なものが揃っています。

大淀町はフルーツの生産が盛んなので、産直市場のうち1つは野菜メイン、もう1つは果物メインと場所を分けて販売されていました。扱っている商品は大淀町のものに限らず、近隣市町村の特産品など品揃えも充実しています。

この道の駅は奈良県南部と北部を結ぶ道路に面していて、南部からも北部からもアクセスが良いため、平日でも多くのお客さんが訪れていました。

 

大淀町の見逃せない名物

大淀バーガー
大淀町特産の梨のコンポートを使ったハンバーガーは、売り切れ必至の人気メニュー!意外かもしれませんが、パティと甘い梨の相性はとっても良いようです。確実に食べたい場合は、早い時間に訪れるのがおすすめです。

バナナケーキ
道の駅内にあるパン工房で作られており、長年愛されているお土産といえばバナナケーキ。日持ちがするということもあり、通販でも販売されている人気商品です。

人気商品バナナケーキ。柿を使ったケーキも販売されていました

木工製品
様々な商品が販売されていますが、私が最も惹かれたのは、地元の企業や職人さんが作った木工製品が置かれているコーナーです。コップや箸、茶碗といった日用品から棚や置物といった大きな物まで販売されていました。吉野地域は木材の産地だけあって、どの商品もリーズナブルな価格でした。

 

道の駅周辺の見どころ

「これだけ活気のある道の駅の周辺には、様々なお店が立ち並んでいるだろう」と思いきや、実は周辺にはほとんど何もありません。大阪・京都方面や奈良市内から自家用車で訪れる場合、国道169号線を走って「芦原トンネル」を抜けると500メートルほどで道の駅なので、お見逃しなく!

 

黒滝くろたき

ツアー最後の目的地は、出発地・吉野町の少し南側にある黒滝村。道の駅は、夏には多くのピクニック客やバーベキュー客で賑わう川沿いに建っています。産直市場やレストラン、また村で唯一のコンビニエンスストアも併設しています。道の駅の建物の外には屋台が並んでおり、焼き芋やコロッケ、しいたけフライなども販売されています。

道の駅黒滝

 

黒滝村の見逃せない名物

白きゅうり漬け
江戸時代から栽培されていたと伝わる黒滝村特産の白きゅうりの漬物です。あちこちで販売されているものの、どうしても見過ごされがちな漬物という存在…。試食を勧められたのでいただいてみたのですが、とても美味しかったです。パッケージにも書かれていますが、白ご飯が欲しくなる味!あまりの美味しさに思わず買ってしまいました。

こんにゃく串
道の駅黒滝といえば、これを目当てにわざわざやって来る人も多いこんにゃく串!大きくてピリ辛な三角形のこんにゃくは、ここに来たら絶対食べるべき一品です。こんにゃくの食感がどうも苦手な私ですが、せっかくなので食べてみました。ピリ辛の味付けがされているからか、意外とパクパク食べることができました。他のこんにゃく嫌いの人にもぜひ挑戦していただきたいですね!

いのししフライ弁当
皆さん、いのしし肉って食べたことありますか?クセが強そうだし、ぼたん鍋だとお値段も張るイメージですが、ここではお手軽にお弁当でいのしし肉が食べられます。黒滝村にとって、いのししは村の公式ゆるキャラになっているほど身近な存在ということもあり、いのししフライ弁当は幕の内弁当や唐揚げ弁当よりもお安い値段設定になっています。

 

道の駅周辺の見どころ

道の駅のすぐそばには川が流れているので、季節が良いときであれば川遊びやバーベキューを楽しむことができます。また、道沿いに進むとハイキングコースや温泉、キャンプ場などもあるので、道の駅周辺だけで1日楽しむこともできます。

=============

いかがでしたか?今回のツアーで巡った道の駅は山間地域にある場所が多かったのですが、いずれも地域の歴史や文化を反映させた特色ある商品を販売していました。

その場所でしか買えない、食べられないものと出会えることが道の駅の魅力。みなさんもなにか新しい発見を求めて道の駅巡りをしませんか?それが普段訪れることのない町ならば、探検気分で巡るのもおもしろいかもしれませんね。

Nate

Nate

奈良北部で数年暮らした後、南部・吉野への移住を決めたアメリカ人。外国人に吉野の魅力を伝えるための活動をしています。

こちらの記事もぜひ!